003 矢田将樹展 − フラットガーデン − 01.11-02.01




会期:2013年1月11日[金]〜2月1日[金]  10:00-18:00 土日祝日休 入場無料
   ※初日は18:00よりご覧頂けます。
   オープニングレセプション:2013年1月11日[金]18:00〜20:00
主催:TOHO BEADS STYLE Tokyo studio/Gallery t
会場:Gallery t


 矢田将樹の作品は、量産されたプロダクト製品をいったん壊し、それらを再制作する事で、作品を制作している。
代表的なものが、100円均一等で販売されている造花によるものである。
以下、矢田将樹氏の作品について当ギャラリーのディレクター鰕澤達夫が書いた掲載雑誌の文章をそのまま引用しております。
「フルヌードにされた花達が、辛うじて、プランターによって支えられ直立する姿を観ると、ベネッサ・ビークロフトのパーフォーマンスの女達を想起するかもしれない。
植物の誕生が種子からであるように、 造花のはじめの形(型紙とも言える)は、大量生産によって、100円ショップなどで販売され、安い労働力によっておもにアジアで生産されている。
元の形に戻された造花達は、ビニールのプランターに収められ、その上には平面に戻された花弁がたたずむ、花弁から上の視線の先きには、 雄しべと雌しべが露呈する。涼しげでどこかはかなく、無機的で何万本も生産されたこれらのプロダクトが、矢田のインスタレーションによって、不思議と有機的な生花の様に、1本1本が美しく個性を主張しはじめる。その姿は、SMAPの『世界で一つだけの花』の歌詞のようだ。」

鰕澤達夫

矢田将樹の東京での初個展を是非ご高覧いただければと思います。









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